「丸ごと」シリーズ 須崎が語るヘンリック・ステンソン

【テーマ:ゴルフ雑談】

このテーマでは皆さんが、ゴルフ仲間や接待先、あるいは上司の方とゴルフ談義が出来るように「ちょっとしたネタ」をお話しようと思います。お楽しみください。

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須崎が学んだ「そのこと」についての知識を皆さんと共有する場の「まるごと」シリーズ

本日の「丸ごと」の対象は全英オープンの優勝を祝してヘンリック・ステンソンと行きましょう!

ヘンリック・ステンソンと聞いて須崎の頭に真っ先に浮かびますのが、

強烈!!な3番ウッド(スプーン)

ということです。

彼の3番ウッドは飛ばし屋の多いアメリカPGAツアーでも有名です。

数年前にキャロウェイ社から300yスプーンという触れ込みのフェアウェイウッドが発売されましたが、それ以前より彼は300y前後の飛距離を3番ウッドで飛ばしていました。

例えばマスターズ・トーナメントを行うオーガスタカントリークラブの18番は465yの打ち上げのPar4ですが、ドライバーに不安のある彼が3番ウッドで打ち残り170y前後を7〜8番アイアンで打っているのを見たことがあります。

彼が今愛用している3番ウッドは

キャロウェイ社 DIABLO OCTANE TOUR 13°

にグラファロイ ブルー X シャフトです。

このクラブは2010年に発売されたモデルなんですね。

『名手に愛されたフェアウェイウッド』でもお話した通り、プロにとっては合うフェアウェイウッドというのはなかなか手放せないもので、ステンソン選手にとっても例外ではないようです。

もう6年前のモデルになりますものね。

このクラブは発売と同時にかなり人気が出まして、好調時の藤田寛之選手も支えました。

一時低迷していました「フェアウェイウッドを作るのがうまいキャロウェイ社」の復活を象徴するようなクラブです。

ステンソン選手がこのフェアウェイウッドに出会う前は長く2004年モデルのフェアウェイウッドを愛用していましたので、好きなフェアウェイウッドに出会うと長く使う選手と言えると思います。

今回アイアンは末尾の写真のモデルを使用していました。

キャロウェイ社 LEGACY BLACK (2011)

というモデルです。

このクラブは日本専用モデルなので、欧米プロには普通おなじみがないのですが、ステンソン選手は数年前より、こちらのモデルを愛用しています。

ステンソン選手は以前はSRIXONの契約選手だったのですが、その当時からプロとしてはやさしめのアイアンを好むようです。

シャフトは日本シャフトのModus 120 (X)

あと、ステンソン選手で特徴的なのは、ウッドクラブにずいぶん昔のグラファロイ ブルーというシャフトを愛用し続けているということです。

ドライバーこそ最近違うシャフトにしましたが、クラブのモデルは変えても何年もシャフトを変えないということで私の記憶に残っているプロです。

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ステンソン選手は数年前までファニー・サニソンという名女性キャディーを帯同していました。

サニソンは私が長くファンだったニック・ファルドの専属キャディーだったのでステンソン選手の専属キャディーになった時には少し驚きました。

また、米国PGAツアーの年間王者にはFedexカップと約10億円のボーナスが支払われますが、ステンソン選手は数年前にその王座を獲得しています。

こういったところが私の頭のなかにあるステンソン選手に関することでしょうか・・・。

お楽しみいただけましたでしょうか?

本日もお読みいただきまして有難うございました。