『キャビティーバック/マッスルバック』

【テーマ:初心者/初級者向けゴルフの話】

こちらのテーマでは特にゴルフのイロハがまだおわかりにならない初心者/初級者の皆さんがなかなか周りに聞くことができないことをわかりやすくお話して参ります。お楽しみください。

※ 私のブログの記事は右打ちの方用として書いています・・・左打ちの皆さま、ごめんなさい。お手数ですが、左右を読み替えていただければ幸いです。

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今日はアイアンクラブのことをお話しして行きたいと思います。

形状の違いによって、「キャビティーバック」と、「マッスルバック」という2種類があります。

私がはじめた年前の上級者のアイアンはほとんどマッスルバックでした。

しかし、1990年代以降はプロでも、ずいぶんキャビティーバックアイアンを使うようになってきました。

それぞれ見て行くことにしましょう。

まずはマッスルバックアイアンから。

末尾の写真右手がマッスルバックアイアンとなります。

こちらは2012年に世界ランキング1位となりました男子プロのローリー・マキロイ(アイルランド)が昨年使用していたアイアンです。

1980年代まで、大半のクラブは形の違いこそあれ、このようなものでした。

言葉で説明するより簡単なので、説明は後回しにしまして次にキャビーティーバックアイアンをご覧に入れましょう。

末尾の写真左手が、キャビティーバックアイアンになります。

皆さんにおわかりいただきやすいように、同じシリーズ(タイトリスト社製 712シリーズ)のものをご用意しました。

このキャビティーバックとマッスルバックの写真を比べていただきますと、キャビティーバックの方のクラブヘッドの下半分がえぐれていることがわかりますね。

キャビティー(Cavity)というのは「空洞」という意味です。

えぐられて「空洞」になっていることからこう呼ばれるようになりました。

このえぐった部分の金属を写真上部や周囲に配分することによって芯を広げ、またフェース下部を肉厚にすることによって、球を上げやすくしているのです。

アイアンクラブを打ちやすくするために登場したのがキャビティーバックと言うことが出来ます。

キャビティーバックと一口に申しても、少ししかえぐっていないものから大胆にえぐられているものまで無数にあります。

えぐられ方の少ないのは難しめで、性能的にはマッスルバックアイアンに近いと言えるでしょう。

えぐられ方の多いの方がやさしいと覚えておけばいいでしょう。

マッスルバックアイアンの方が芯が狭く、弾道は低くなります。

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お楽しみいただけましたでしょうか?

本日もお読みいただきまして有難うございます。