『試打:ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー』

 

 

今回はヤマハのインプレスUD+2ドライバーを試打した際の感想をお話したいと思います。

 

私のお客さまも注目されている方の多い(もう既にお買いになった方も比較的多い😃)、今、話題のドライバーです!

 

以下が今回試打致しました仕様詳細になります。

 

 

【仕様詳細】

 

モデル:ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー

ロフト角:10.5度

シャフト:オリジナルカーボンTMX-417D(Rシャフト)

長さ:45.75インチ

バランス:D0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【試打印象】

 

 

<1にヘッドスピード>

 

最初にビックリしましたのは

 

ヘッドスピードが上がるな!!

 

ということです。

 

自分の振っている感じよりもだいたい「2m/秒」増しのヘッドスピードの感じでした。何度かショットをしましたが、毎回そのようでしたね。

 

「2m/秒」というのはすごいですよ。単純計算で約10ヤードほど余分に距離が出ているということですからね

 

 

<2に構えやすさ>

 

次に印象に残りましたのが「顔の良さ」ですね。

 

このUD+2がターゲットとしているゴルファーですとスライスするゴルファーが多いので一般的にはクラブフェースが目標の左へ向く「フックフェース」が多いのですが、このクラブは左へ向く度合いが少なく、ほとんどスクエアなフェースの向きに出来ていますので「顔」にうるさい須崎にも非常に構えやすかったですね。

 

「顔つき」にこだわるゴルファーには受け入れられやすいと思います。

 

 

<3に打感&音>

 

そして印象に残ったのが🎵音🎵も含めました打感です。

 

ヤマハさんはもともと音響機器の製造に長(た)けていますので、このあたりはお手の物なのでしょうね。

 

XXIOも音が良くて有名ですが、また一味違った音で良い音が出ますのでXXIOの音に小さな違和感をお持ちのゴルファーはトライの価値があるでしょう。

 

打感は「弾く」というよりも「長くフェースに乗っている」、「粘る」感じで好印象でした。

 

 

<その他>

 

シャフトは癖がなく振りやすく出来ていますので、万人向けとお考えいただいてよろしいかと思います。

 

 

<須崎からの注意点

 

<2に構えやすさ>のところでも書きましたように、この類(たぐい)のクラブとしましては非常に「顔」が良く、構えやすいクラブです。

 

一般的に飛距離を求めたシャフトの長いクラブは振り遅れがちですのでフェースを左に向けて作成する(フックフェースと言います)ことによりまして、その振り遅れを解消させようとするのですが、ヤマハさんはその解消法を「フェースの向き」ではなく、重心角を増やすことによりまして「ヘッドを返りやすく」する方法を採用しています。

 

ただし、その恩恵を得るゴルファーは以下のようなゴルファーでしょうね。

 

(1)インパクト付近で手元の動きが小さめなスウィングの持ち主。

(2)もともと「フックボールで困っている」ゴルファー。

(3)「速く、強く振ろうとせず」ゆったり振るタイプのゴルファー。

 

この「重心角の恩恵」を受けることが出来ませんと、その素晴らしい設計理念を活かすことが出来ずにボールは「右に曲がっていく⤵」😫でしょう。

 

そして、右に曲がってしまいますとこのクラブの飛距離性能を活かすことが出来ないですね。

 

 

 

 

【須崎の評価】(※1)

 

飛距離性能:5 ボールの上がりやすさ:4 方向性:4 

構えやすさ:5 打感:5 操作性(※2):2 

 

※1 あくまでも須崎の個人的な評価であり、クラブの性能やあなたとの相性を保証するものではございません。

※2「フック」や「スライス」を打ち分ける際の難易度。数字の低いものほど「曲げにくい」とお考えください。

 

 

お客さまのSYさん、試打へのゴルフクラブのご提供を有難うございました

 

今回もお読みいただきまして有難うございました😃

また一緒に楽しみましょう!!