『観察力で決まるバンカーショット』

 

 

今回はアベレージ・ゴルファーの皆さんが意外にご存じないバンカーショット(※)についてのお話です。

※ ここでいうバンカーショットとはグリーンの周りにある「ガードバンカーショット」になります。 

 

 

 

皆さん意外にご存じないのですが、「とても必要な知識」です。

 

ゴルファーがいわゆる一般的なバンカーショットが出来るようになっても、依然としてバンカーショットを失敗してしまうケースがしばしばあります。

 

「うまくいくときは行くんだけど、うまく行かないときはまったくうまく行かない・・・同じようにやっているのに😓」

 

という具合です。

 

今回のお話はそういったゴルファーのためのものですよ

 

結論から申し上げますと、

 

アベレージ・ゴルファーでも2種類のバンカーショットを持っていないと「すべてのバンカー」からボールを脱出させることはできない

 

んです。

 

さて、2種類のバンカーショットを駆使するわけですから、

 

「どのような状況のときにどのようなバンカーショットを使うのか?」

 

を分類できる知識がないといけませんよね。

 

今回のテーマである「観察力」はその分類をする際の前提となるとても大切なことなのです。

 

次回からバンカーにあなたのボールが入ったら、次のどちらの状態にあるかを観察👀してみてくださいね。

 

 

<ケース1>

 

◇ バンカーに砂が普通に入っていて(※)、ボールが砂に1/4以上沈んでいない状況。

 

※ 砂を打った場合に「砂が舞い散る」状況とお考えください。

 

 

<ケース2>

 

◇ バンカーに砂が普通に入っていて、ボールが砂に1/4以上沈んでいる状況。

 

◇ 目玉の状況。 

 

◇ ボールは浮いているけれど砂が入っていない状況。

 

◇ 雨で砂が締まった状況。

 

 

このように<ケース1>なのか、<ケース2>なのかを観察して自分のボールがどちらのケースになるのかを知らないといけません。

 

それを調べずにバンカーショットに望むのは無謀😨と言えるでしょう。

 

さて、それではオマケとして各ケースでどのようなショットを選択することがふさわしいのかを最後に簡単にお話しましょう。

 

本稿はバンカーショットのレッスンではないのでごく簡単にお話することになることをご容赦ください。

 

 

<ケース1で選択するバンカーショット

 

こちらの場合は、教科書的なバンカーショットですね。

サンドウェッジのフェースを開いてバウンスを使って、フォロースルーも取りましょう。

打ちたい距離の3倍の飛距離が出るスウィングの大きさが必要です。

 

 

<ケース2で選択するバンカーショット

 

こちらの場合はフェースは開かず、スクエアにして、フォロースルーは「打っておしまい」と覚えておきましょう。

目玉の時を除いて距離の1.5倍の飛距離が出るスウィングの大きさでどうぞ。

目玉のときには大きいテークバックに振り下ろすヘッドスピードが必要になります。

その場合でも、「フォロースルーは無し」は守りましょう。

 

 

今回もお読みいただきまして有難うございました😃

また一緒に楽しみましょう!!