『須崎がドライバーの飛距離を30ヤード伸ばした方法』

 

 

今回は私が飛距離を30ヤード伸ばした方法をご紹介させていただきます。

 

若かりし頃ではなく、44歳の時から飛距離を伸ばした方法なので中年の皆さまにもご参考になるのではないかと思いますよ

 

私はこの業界に入る前に2004年まで15年間銀行員として働いていました。銀行員時代の私の飛距離はサラリーマンとしては比較的飛んでいる方でしたが、それでも250ヤード止まりでした。

 

現在、務めているゴルフのレッスン業界に入りますと、プロを目指していた方も多いので「サラリーマンとしては比較的飛んでいた」私の飛距離は「一番飛ばない」ものに格下げになりました😨

 

「これはマズイなぁ~」

 

と思った私は飛距離アップ⤴に一念発起しました💦

 

ここからが私の飛距離アップ法になります。

 

 

【1】飛距離を伸ばしたければ「飛ぶ人」を探そう👀

 

私が最初にこの業界に入りました時に採用してくださった方(以下Yさん)・・・私の恩人の一人ですが・・・は日本の男子プロの平均かそれよりも飛距離を持っていらっしゃる方でした。

 

ヘッドスピードが50m/秒を超えていましたね。ちなみにその頃の私のヘッドスピードは43m/秒程度。機械計測でYさんとはキャリーが50ヤード以上も違いました😨

 

今でも忘れもしませんが、初めて一緒にラウンドをしたときにとあるホールで私の会心の当たりのドライバーがYさんに70ヤードも置いて行かれました。

 

「ああ、ここからサンドウェッジのフルショットでYさんのドライバーのところかぁ~。ああ、どうして一振り、体の一回転でこんなにも飛距離が違うんだろう???」

 

とそのときに思いました。

 

はるか彼方に見えたYさんのボール位置は「追いつくにはあまりにも絶望的に見えました」👀

 

さて、そんな私でしたが、「少しでもYさんの飛距離に追いつこう」💦と思いました。

 

飛距離を伸ばすにはYさんのように飛ぶ人を知り、「あの飛距離に追いつくんだ」という目標と、その目標に向けた点火🔥が必要だと思います。

 

そのためもまず私にとってのYさんのような「『自分よりも飛距離が出る人』を探すこと」です。

 

ゴルフで自分のプライドが傷つけられることは嫌なことが多いものですが、飛距離を伸ばしたいのであれば

 

「そんなことは言っていられない」

 

と私は思います。

 

 

【2】飛距離の出る人のインパクト音に慣れよう!

 

さて、次に私がしたことは室内で打つYさんのスウィングをできるだけたくさん見ることでした。

 

その当時はYさんがドライバーを打ち始めますと手が空いているときには必ず打席に見に行っていました。

 

このときのポイントは

 

憧れで見てはいけない

 

ということです。

 

「ショー」としてご覧になるのであれば憧れで見てもよいかもしれませんが、憧れで素晴らしいスウィングをご覧になったら、その素晴らしい素材はあくまでもあなたの憧れで終わってしまいます。

 

あなたのために、その素材を利用されるのであれば、

 

そのスウィングを観察することはもちろんのこと、五感で「感じる」こと

 

が大切になります。

 

そのように飛距離の出る良い素材を味わっていきますと、ある変化にお気づきになると思います。

 

それは、その飛距離の出る方の

 

インパクト音に慣れている自分がいる

 

ということです。

 

はじめのうちは当然、そのインパクト音にビックリ😲しました。

 

⚡「恐怖感さえ感じる音」⚡でした。

 

しかし、ずっと見ているといつのまにかその音に慣れてくるものなのですね。

 

はじめビックリしていた「飛ばし屋さんのインパクト音」に慣れてきたころにはあなたの飛距離は以前よりも伸びているはずです。

 

 

 

【3】数値を上げることに挑戦する

 

Yさんのフォームを五感で感じるようながら観察するとともに、私は機械計測の数値を上げることに取り組みはじめました。

 

開始当初はキャリーが220ヤードに満たなかった数値が220ヤード、230ヤード、240ヤードと数か月で伸びていきました。

 

ちなみに私は無精者なので飛距離を上げるために筋トレはまったくしませんでした。純粋にスウィングの改善のみでの飛距離アップに挑戦しました。

 

この時のコツは、

 

◇ 必ず数値目標を頭においてスウィングする。

 

◇ その目標を一気に上げようとせずに少しずつ上げていく。

 

◇ 当たりの良し悪しにはこだわらず、ひたすら最高飛距離/最高ヘッドスピードにこだわる。

※ 当たりの良し悪しにこだわりますと、ヘッドスピードが落ち、最高飛距離は望めなくなります。

 

 

 

【4】道具の検討

 

最大の飛距離を得るには「何でも」活用しなくてはいけません。当然道具も検討対象になります。

 

人それぞれ最高の道具は異なるのですが、私の場合は自己分析しまして次のような条件がそろうドライバーを探しました。ちなみに私の持ち球はドローです。

 

◇ 低スピン(回転数が少なめであること)

 

◇ ロフト多め

 

◇ フェースが被(かぶ)っていない

※ フェースが「左」をむいていないこと

 

◇ シャフトが手元調子

※ シャフトのクラブヘッド寄りではなく手元寄りがしなるシャフトのこと

 

上記条件の下から2つは飛距離のためということよりも私の持ち球が右から左に曲がるためということです。

 

最終的に当時新発売になったテーラーメイド社のR11TP(海外モデル)になりました。ゴルフクラブマニアのために仕様は次の通りです。

 

<仕様>

ヘッド:テーラーメイド R11 10.5度(フェース角1.5度オープン設定のため 実質9.75度)

シャフト:ALDILA RIP α60(S)

重量:335g

 

 

 

【5】飛距離の出るゴルファーとラウンドする

 

ある程度機械計測の数値が上がって来た頃を見計らって私はYさんとラウンドをしていただく機会を設けていただきました。

 

するとはじめは50ヤード以上置いて行かれていたのが、まず「ああ、少し縮まったかな?」というふうに感じるようになりました。

 

それでも、まだまだ「大人と子供の差」くらいありました。

 

私がユーティリティーでセカンドショットを狙うようなロングホールをYさんは7番アイアンでツーオンさせてしまうくらいでしたからね。

 

しかし、面白いものです「少しでもその差を縮めよう」とラウンドを重ねていますと徐々に徐々にその差は縮まってきました。

 

 

【6】成果

 

お話してまいりましたことを継続して1年半ほど経った時でした。

 

Yさんの「当たりが少し悪かったドライバー」のボールと私の「会心のドライバー」のボールがなんと並んだ

 

のです。

 

Yさんの当たりが多少悪かったとは言え、大きな感動を思えたことを覚えています。

 

そして、その数ホール後にわずか数ヤードではありましたが、私のドライバーショットのボールがYさんのドライバーショットのボールの前に出て、初めてYさんよりも後にセカンドショットを打つ栄誉を得ることができたのです。

 

その頃、私のドライバーは平均で270ヤードほど飛ぶようになっていまして、ヘッドスピードは47~48m/秒になっていました。

 

このように私の実力はお陰さまで上がりましたが、Yさんに追い着いたわけではありません。平均の実力では未だにまったく追い着くことができません。

 

それでも20代、30代の若かりし頃よりも飛距離が出ていることはとても楽しく😊、Yさんはこの業界に入れてくださった恩人でもありますとともに、私の飛距離を上げてくださった恩人でもあるのです。

 

さて、いかがでしたでしょうか? 

 

特段の目玉はなかったかもしれませんが、今回の話をご参考にあなたの飛距離アップ⤴も図っていただければと思います

 

今回もお読みいただきまして有難うございました😃

また一緒に楽しみましょう!!