『須崎式アプローチ整理術(1 )』

 

 

今回はあなたと一緒に「アプローチの整理」をしてみたいと思います。

 

この分類は申し訳ございませんが、

 

「須崎オリジナル」

 

なのでお仲間の方やあなたの先生にお話されても、相手の方にはまったく意味が通じません(*^_^*)し、また、どのレッスン書にも書いてありません。

 

そういうこととご理解下さいね

 

⚠ 右打ちゴルファーとしてご案内しております。左打ちのゴルファーの皆さまには恐れ入りますが、必要なところは読み替えてご利用ください。

 

 

 

 

 

それでは早速、その整理されたものを一緒に見ていくことにしましょう。

 

 

 

【須崎式アプローチの整理】

 

 

私の整理法では主にアプローチの「距離」で分類しています。

 

 

 

◇ アプローチの分類

 

 

 

① 第1のアプローチ(短距離)

 

使用場面:

 

グリーンエッジ周辺などの状況から「ほんのちょっと上げて転がしたい」ケース。

 

使用が不適切な場面:

 

・15ヤード以上の距離のあるアプローチのケース。

・ラフにボールが半分以上沈んでいる時。

 

 

体の動き:

 

上げて戻す(※)。

 

※ 須崎のワンポイントレッスン

アプローチの基本である「左体重」を守り、アドレスで出来た「腕の三角形」を崩さないようにしてテークバックします。

そのようなテークバックをしますと「肩」/「腕」/「グリップ」が一緒に動くことがおわかりいただけるかと思います。

「上げて戻す」と言いましても、「クラブヘッドだけを『上げて戻す』」、あるいは「腕だけを『上げて戻す』」ということではありませんので注意⚠してください。

 

 

注意事項:

 

フィニッシュでは胸がアドレス時と同じ正面を向いていることが大切です。

 

 

 

② 第2のアプローチ(中距離)

 

使用場面:

 

・「第1のアプローチ」以上の距離があるケース。

・ラフにボールが半分以上沈んでいるケース。

 

 

使用が不適切な場面:

 

・「『第1のアプローチ』で対応可能な距離」で、かつ「ラフに入っていない」ケース。

 

 

体の動き:

 

上げて回転(※1)。

 

※1 須崎のワンポイントレッスン

テークバックでグリップ位置が右腰に来るまでは「第1のアプローチ」の注意点を守っていただければOKです。

それ以上のテークバックになるケースでは手首の動き「コック」が入ることに注意してください。

手首の動きが入りませんと「左体重」を守ることが出来ないでしょう。

またダウンスウィングではトップの位置で出来た「右手首の型」を維持したまま(※2)左足の上で体を回すことが大切です。

※2 「クラブヘッドをボールに当てに行く」と右手首の角度が解(ほど)けてしまします。

 

 

注意事項:

 

トップまで上げたら、「ボールを打ちに行く」のではなく、左足の上で「回転」することが大切です。

 

 

 

③ 第3のアプローチ(長距離)

 

使用場面:

 

・フルショットに近い距離のアプローチ

 

 

使用が不適切な場面:

 

・「『第1のアプローチ』/『第2のアプローチ』で対応可能な距離」のケース。

 

 

体の動き:

 

フルショットから飛距離を落とす。

たとえば「8割の振り幅のフルショットを行う」というように行います(※1)。

 

※ 須崎のワンポイントレッスン

「アプローチ」とは考えずに「フルショット」と考えましょう。

「◯割のフルショット」と言いましても「スピードを落とすこと」は厳禁です。「振り幅のみを落とす」と覚えておきましょう。

 

 

注意事項:

 

フルショットのスピードが必要です。

また、たとえば「5割のフルショット」となりますと「第2のアプローチ」で対応可能ですから、そちらで対応しましょう。

この「第3のアプローチ」はあくまでも、「第2のアプローチ」とフルショットの間の距離をつなぐアプローチであることをしっかり覚えておきましょう。

 

 

 

④ 第4のアプローチ(ロブショット)

 

使用場面:

 

・高く上げて止めたいケース。

・ラフにボールが半分以上沈んでいるケース。

 

 

使用が不適切な場面:

 

・芝が薄い/土の上/ディポットの中といった「ライの悪い」ケース。

 

 

体の動き:

 

グリップ位置は通常の左もも付近ではなく、体の中央。「グリップの位置をその場にとどめるイメージ」で手首のコックを使ってテークバックする。「手首」を使ってテークバック、(手首の角度を保って)「腕を振る」と覚えましょう。

 

 

 

注意事項:

 

プロレベルを除いて、ロブショットはゴルフのスコア面での上達にとって必ずしも必要ありません。

 

 

 

【今回まとめ】

 

さて、「4つの分類」をご覧頂いてきました。

 

これらの分類はあくまでもあなたの頭の中がスッキリさせるためと各アプローチの技術を成功しやすくさせるための補助です。

 

「第3のアプローチ」までの3つのアプローチにつきましては根本的には

 

「第1のアプローチ」の振り幅を自然に大きくしていくと「第2のアプローチ」に、更に大きくしていくと「第3のアプローチ」、そして更に大きくしていくと「フルショット」になっていく

 

ということを頭の中心に据(す)えておいてください。

 

3つのアプローチが「バラバラに3つある」ということではありません。

 

また、シングルになるくらいまででしたら、この「3つのアプローチ」をしっかりマスターすることだけで十分です。

 

「第4のアプローチ」は必ずしも必要ではないので、そのことも覚えておいてください。

 

 

 

今回もお読みいただきまして有難うございました😃

また一緒に楽しみましょう!!