今回は前回の『須崎が選ぶ歴代パット名手 ベストテン(その1)』の続きになります。まだお読みになっていらっしゃらない方はこちらになります。

 

『須崎が選ぶ歴代パット名手 ベストテン(その1)』

 

 

今回はいよいよベストテンの上位発表です!!

 

第5位〜第1位までを一挙にご紹介してまいりましょう!

※ 私がゴルフを始めた1981年以降にそのプレーを放映で見た選手から選びます。
 

 

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第5位 青木功選手
 

 

青木選手は今や独特の
 

タップ式(※)
 

※ 手首を使い、インパクトで「ヒットする」ストローク形式

 

と呼ばれるストロークで、
 

 

カップの向こう側の縁に当てて入れる
 

 

流儀で一世を風靡(ふうび)しました。

 

青木選手は
 

 

グリップで手が白くなるほどグリップを握り、
 

 

そして
 

 

パターもダウンブロー
 

 

に打っていました。

 

ですから、時折、アイアンのように

 

ボール前方の芝が削れて
 

 

グリーンを直している姿
 

 

がありました。

 

私が2番めに教わったコーチは「青木一門」の先生だったのですが、試合でないプライベートの時には10m前後くらいからのパッティングが「ほぼワンパットで入った」そうです。

 

また20m位の距離があっても、「入れてくるんじゃないか?」という思いを「いつも持たされていた」と語っていました。

 

その青木選手の最盛期を支えたパターが
 

 

T字型のサイレントポン
 

 

というパターです。

 

このパターのヒール寄りシャフトの付け根でボールをヒットしていました。

 

最近はパッティングをする際にフィーリングを大切にするためにグローブをしない選手が多いですが、青木選手は必ずグローブをしてパッティングする選手です。
 

 

 

第4位 ブラント・スネデカー選手
 

スネデカー選手は日本のブリヂストンスポーツ社と用具・ボール契約をしている選手です。

彼のストロークは
 

POP(ポップ)式
 

と呼ばれています。

 

POPというのは英語の方がニュアンスがつかみやすいのですが、まあ言ってみれば、
 

 

「ポン!」と打つ
 

 

というところでしょうか?

 

分類すれば、青木選手のところでご紹介しましたタップ式の仲間ですね。

 

ただし、POP式は「インパクト以降を意識しない」とは言え、結果的にフォロースルーが出るので、タップ式よりもフォロースルーが長いと言えます。

 

スネデカー選手のPOP式ストロークの特徴は
 

テークバックで手首のヒンジ(※)を使うこと
 

※ 手首を甲側に曲げる動きのこと

 

と、
 

インパクトでクラブヘッドを止めるイメージでストロークすること
 

 

それに
 

 

左手のグリップをストロングで握る
 

 

というところです。

 

最近主流のショルダーストローク(※)でどうしてもうまくいかないゴルファーはトライする価値があります。

※ 肩で腕やパターを動かす方式。フォロースルーが長くなる傾向にある。
 

 

ハマると、見違えるようなパッティングに変身することもあります。
 

 

さて、そのスネデカー選手のパッティングの相棒は
 

 

マレット型のオデッセイ ホワイトホット XG(初代) ロッシー
 

 

売りだされた当時でも¥10,000前後で手に入れることができた比較的安いパターです。

 

スネデカー選手は既に10年以上使っています。

 

たまに新しい、より高級なものを試すのですが、すぐにこのパターに戻っています。

 

仕方がないですね。
 

 

「このクラブはバッグの中で一番好きで、おそらく変えることはない」
 

 

と本人が言っているくらいですからね😄

 

こちらがスネデカー選手のストロークになります。

 

 

 

※ Youtube画像になります。削除されていましたらゴメンナサイ。
 



第3位 タイガー・ウッズ選手
 

言わずと知れたタイガー🐯。彼の豪打に目👀が行きがちですが、実はパットの名手です。

 

数年前にPGAツアーの選手に対して「誰がパットの名手だと思うか?」というアンケートがなされたことがあります。

 

その時に大勢の選手がタイガーの名前を口にしました。

 

その時に多く聞かれた言葉が
 

 

「他にもパットのうまい選手はいるけれど、『決めなければならないパットを決める』という意味での名手はタイガーだ」
 

ということです。

それでは「決めなければならないパットを決める」名手から一言レッスンをお願いしましょう。
 

 

【タイガーからのワンポイント】
 

◎ パッティングの軌道について
 

 

パッティングの際のクラブヘッドの軌道はインサイド・インでなければなりません
 

皆さんに多い、
 

まっすぐ引いてまっすぐ出すのではない
 

ということですね。

 

タイガーはパターヘッドがテークバックは飛球線のやや内側に入り、ボールを頂点として、フォロースルーではまた飛球線の内側に入るパターヘッドの動きを推奨しています。

 

PGAツアーの最多優勝歴代2位をほこる79勝のほとんどを支えたパターは、
 

 

スコッティ・キャメロン ニューポート2 ツアー仕様
 

 

です。

 

このパターは彼がアマチュア時代に愛用していた
 

 

ピンのアンサー2
 

 

を元にキャメロン氏がタイガーのために削りだしたものです。こちらがタイガーのストロークになります。

 

・・・・・・・・・・・・

 

いよいよ大詰め!!

 

2位と1位の発表です❗❗
 

 

 

第2位 ブラッド・ファクソン選手
 

 

私が一番好きなパッティングストロークをする選手です。

 

どこが好きかといいますと、
 

そのストロークの流麗なこと
 


 

子どもがパッティングするようにアッケラカンとストロークするところ
 

ですね。

 

PGAツアーでパッティング名手のアンケートを取った時にも、非常に多くの選手がファクソン選手の名を挙げました。

 

それもそのはずです。

 

ファクソン選手は2000年に何とあの難しいPGAツアーのグリーンで
 

 

327ホール連続3パット無し👀
 

 

ということを成し遂げた選手ですから。

パットに苦しんでいいるゴルファーには信じられない数字ですよね。

ファクソン選手からのレッスンは

 

『ラインは幾つもある・・・パッティング』

 

https://www.departuregolf.com/%e3%80%8e%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%81%af%e5%b9%be%e3%81%a4%e3%82%82%e3%81%82%e3%82%8b%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%91%e3%83%83%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%80%8f/

 

にもありますが、今日は折角ですからもう一つレッスンをいただきましょう。
 

 

 

【ファクソン選手からのワンポイント】
 

◎ 自信
 

 

私のパッティングで一番大事なのが自信です。
 

私は毎回、目の前のパットが「もう何万回も連続して入れたパッティングの次の一回」と思ってボールを転がします。
 

 

ファクソン選手の最盛期を支えたパターは
 

 

ピンのマイデイ
 

 

 

※ ↑こちらは私が所有していたMY DAY、ロフト5°、ライ角69°、シャフト長さ=34.75インチの特注でした。

 

です。

 

このパターは大きめのインサイド・イン(=大きめの円弧)でストローク出来るように設計されています。

 

余談になりますが、「マイデイ」という名前はピン社のカーステン・ソルハイム氏(同氏につきましては『パッティング下手が産んだ名器』↓

 

『パッティング下手が産んだ名器』

 

 

をご参照ください)がパターが出来上がってそのパターに名前を付けるのを思案していた時にお嬢さんが、

 

「マイデイ(MY DAY=私の日)なんていいんじゃない?❤」

 

と言ったことによって付けられました。

 

パッティングの好調さで、そのラウンドを「私の日」に出来たら、嬉しい😄ですよね!

 

こちらがファクソン選手のストロークになります。

 

 

 

※ Youtube画像になります。削除されていましたらゴメンナサイ。

 

 

 

さて、いよいよ第1位の発表です。
 

 

 

第1位 ベン・クレンショー選手

 

です!!!

 

この選手ももうずいぶん多くの皆さまがご存じないんでしょうね。

 

クレンショー選手はメジャー大会のマスターズトーナメントに2度優勝(1984年/1995年)しています。

 

私の印象に残っておりますのは1984年優勝時の最終日10番ホール(495ヤード par4)でクレンショー選手が
 

 

20m前後のバーディーパットを放り込んだシーン
 

 

です。
 

 

「今日はクレンショーの日だな」
 

 

と思いながらテレビ観戦していました。

 

またマスターズ2回めの優勝は彼の幼いころからのゴルフコーチ、ハーヴィー・ペニック氏が亡くなった翌週の優勝ということで感動的なものでした。氏の葬儀に参列したクレンショー選手は木曜日から始まる試合の前日まで会場のオーガスタナショナルゴルフクラブに入りませんでした。

 

彼のパッティングはその先生である名コーチのハーヴィー・ペニック氏に教わりました。

 

彼のショットはよく荒れていましたが、
 

” Put is money “
 

 

の言葉通り、彼のパターは彼にPGAツアー 19勝をもたらしました。

 

彼のストロークは非常に流麗で芸術的です。

 

そのクレンショー選手からもレッスンをいただきましょう。
 

 

【クレンショー選手からのツーポイント】
 

◎ 指/腕/眼/イマジネーション
 

 

パッティングにはこの4つが大事です。
 

 

 

◎ ラインよりもペース
 

ラインを気にしすぎるよりも、ペース(速さ)を合わせることを主眼に練習しましょう!
 

 

クレンショー選手の最盛期を支えたパターは
 

 

L字型の名器 ウィルソン社製 8802
 

 

クレンショー選手使用のものはベン・クレンショーのベンをとって
 

 

リトルベン
 

 

と呼ばれていました。
 

 

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さあ、このシリーズ2回であなたもかなりな
 

 

パッティング名手通
 

 

になっていただけたのではないでしょうか?

 

ご興味のある方をYOUTUBEでお探しいただいて動きをご覧になってみてください。
 

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それではまた一緒にゴルフを楽しみましょう👋