今回は林由郎選手(う〜ん、何かしっくりこないですね・・・うん、林のおっちゃんと呼ばせていただきましょう)のお話から生き方のヒントを一緒に学ぶことにしましょう。

 

 

まず、ゴルフにおなじみのない方や林のおっちゃんをご存じでない方のために林のおっちゃんについてお話ししましょう。

 

 

◆ 林由郎(よしろう)選手

 

林のおっちゃんは1950年前後にメジャー大会の「日本プロゴルフ選手権大会」「日本オープンゴルフ選手権」に優勝した選手で現日本ゴルフツアー機構会長の青木功選手ジャンボ尾崎選手福嶋晃子選手を育てたことでも知られています。

番組で対談したビートたけし「最高のゴルフの先生」とうならせた人でもあります。

 

 

 

◆ 林のおっちゃんの教えから学ぶ

 

 

❏ 「おい林! あっちもあればこっちもあるんだ!!」

 

その林のおっちゃんですが、関東プロゴルフ選手権というメジャー大会に優勝🏆した後に出場した興行で何と「空振り」をやらかしてしまいました。そのときに先輩の名選手である宮本留吉選手戸田藤一郎選手に笑われながら言われたのが上の言葉です。

 

ゴルフをおやりになる方でも、この言葉だけではおわかりにならないと思いますので状況をご説明させていただきます。

 

林のおっちゃんは当時は右から左へ曲がるフックボール一辺倒の打ち方だったのですが、このボールはどちらかといいますとクラブヘッドが低い位置から球をとらえて、その後、高く動いていく傾向があります。

 

林のおっちゃんが空振りしてしまったところはいわゆる下り坂で、本当はクラブヘッドが打球後に低く抜けていかなければならないのに林のおっちゃんのクラブヘッドは先に説明しました軌道でボールの上を通り過ぎてしまったわけです。

 

こうした下り坂ではクラブヘッドが打球後に低く動きやすい、左から右へ曲がるスライスボールの打ち方が適していて先輩方は林のおっちゃんに

 

フックボール(あっち)もあればスライスボール(こっち)もあるんだ」

 

ということを教えてあげたわけです。

◆ 生き方のヒント

 

 

 

❏ 「あっち」と「こっち」はセット

 

この世では「こちらだけ」ということはなく、「こちら」があれば自動的に「あちら」ができます。

 

たとえば「善」ができれば自動的に「悪」も生まれます。

 

「東洋」があれば「西洋」もあります。

 

私たちが生きていく上で、このことを知っておきますとたとえば「ガンは医者に頼るな」という説が出たとしますと、「ああ、『ガンは医者を頼れ』という説もあるんだな」ということがわかりまして、「こちらが絶対」という現実とかけ離れた誤った思い込みを避けてバランスよく生きることができます。

 

もちろん、「あっちもあればこっちもある」という説をここでご紹介したわけですから、

 

 

「いいや、私は『あっち』一本やりです」

 

 

という説がどこかに存在するだろうということはおわかりになりますね😉

 

「こちらが正しい」、「いや、あちらこそ正しい」とどれほどの議論がなされていることでしょうか・・・?

 

「こちら」と「あちら」の是非善悪なんて最後まで出やしません。

 

だって、「こちら」「あちら」は真逆の様ではあるけれども、

 

実際は背中合わせの「同じもの」

 

なのですから・・・。

 

林のおっちゃんのお話は「あっち」「こっち」の使い分けが適切でないといけないということを教えてくれるのです。

 

あなたは生きる中で「あっち」「こっち」の使い分けを適切に使い分けていらっしゃいますか?

 

違う場面で逆を出しますと「人生の空振りショット」😜になりますよ。

 

まあ、それも得難い経験でいいですけどね!

 

林のおっちゃんはその失敗から学びまして最終的には「あっち」「こっち」も名人芸に達して更に名選手の地位を不動のものにしました。

 

あっちもあればこっちもある」

 

秋の夜長🎑にこのことについて思いを巡らせてみるのもよいかもしれません。

 

今回もお読みいただきまして有難うございました