<プロゴルファー向け> メンタルを養う法話(7)

ゴルフに関係なさそうな話で知らないうちにメンタル強くなる新しい時代のメンタル強化法

 

『技』だけを磨いてもあなたの実力はフルに発揮されません。こちらの法話をお読みいただいて『心』もバランス良く磨いて実力をフルに発揮しましょう!!

 

※ はじめてお読みいただく方はまず『<プロゴルファー向け> メンタルを養う法話(プロローグ)』の記事からお読みいただくのが効果的です。上の記事名をクリックください。

 

 

🍀 ロシア在住のおばあちゃん

 

前回のお約束通り、今回は皆さんに私が「ああ、こういう人が宗教が身に付いている人なんだろうなぁ」と感じる人の内のお一人のお話をご紹介させていただきたいと思います。

 

精神の栄養になる昔話】

 

昔の戦争中に開戦したために敵国民ということでロシアで捕虜になってしまった日本人市民たちがいました。大人から子供まで牢屋に入れられて、恐怖と不安で大人たちは暗く沈み、子どもたちは泣いていました。その捕虜の中に一人のおばあちゃんがいました。

 

そのおばあちゃんは子どもたちを集めて一緒にを歌い始めました。すると、徐々に少しずつ子どもたちの表情から恐怖や不安が去りはじめ、そしてその輪の中に大人たちも入りはじめ、最終的にその牢屋の中は和気あいあいのムードになりました。

 

残念なことに最終的に皆、処刑されてしまうのですが、その直前までその人たちに動揺はまったくなく、それまでの雰囲気で過ごすことが出来ていたそうです。

 

おばあさんが処刑のために牢屋から出る際に看守(かんしゅ)がおばあさんに敬意をもって声をかけました。

※ 看守:牢屋を監視する役人

 

看守:

「あの、私からこんなことをお聞きするのもなんですが、あなたは宗教か何かをしておられるのでしょうか? 神を信じていらっしゃるとか? いや、こんなに大変な状況だというのに今、お見受けしても落ち着いて穏やかにしていらっしゃいますものですから・・・」

 

おばあさん:

「いや、していませんよ」

 

そう言い残しておばあさんは平然として出て行かれたそうです。

 

最悪の状況と言ってもいい状況で皆を慰(なぐさ)め不安を払い落ち着きの気を拡散しようとも思わずに周囲に拡散したおばあさんは宗教の極意を私に身をもって示してくださったと感じています。

 

そして、そのおばあさんは遠い昔に遠い国でお亡くなりになったにもかかわらず、未(いま)だにこうして日本にいる私たちに影響している・・・つまり、生きていらっしゃるのです。

 

「空間、時間を超えて生き続けていること」、それも真の宗教の姿かと私は思うのです。キリストしかり、お釈迦さんしかり・・・です。

 

このおばあさんに似た例としましては名著『夜と霧』(← 須崎お勧めの本です)を書いたヴィクトール・E・フランクルがいます。

 

『夜と霧』はフランクルの体験した実話なのですが、ユダヤ人であったフランクル一家はナチスに捕らえられ、フランクルを残して家族・親族が皆殺されてフランクルは自分の死におびえ、極限状態まで行くのですが、その時になぜだか「自分はこの悲惨な体験をしても、それでもそれを乗り越える力を世に伝えるために生き抜く」という気が出て収容所内で将来自分が体験を語っているところをイメージします。

 

数年後にそのイメージは実現し、最終的にフランクルは同著をはじめとしまして「人の生」について説く人となりました。極限状態で「自分は生きる」という心が生まれたのは実に宗教的だと私は感じます。


宗教の行きつく先は「本当の自己」を思い出して、「どんな時も大丈夫!」という心境になることだと私は理解していますから、本来、「宗教」は日常生活にとても大切なものであるはずなんです。

 

宗教のイメージで食わず嫌いになっていてはもったいないです・・・とはいえ、宗教を学ぶときには迷い道や宗教でない宗教もたくさんありますから、「いかに学ぶか?」ということが大変大事になってきます。それでも、宗教を学ぶ際のご縁も先にお話ししましたように「私たちのレベル(波動)にふさわしいものとしか出逢えない」ので結局私たち次第だということになります。

 

 

Don’t Worry. Be Happy🍀

 

今回もお読みいただきまして有り難うございました🍀

<2019年8月13日法話>

 

 

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