ゴルフに関係なさそうな話で知らないうちにメンタル強くなる新しい時代のメンタル強化法

 

『技』だけを磨いてもあなたの実力はフルに発揮されません。こちらの法話をお読みいただいて『心』もバランス良く磨いて実力をフルに発揮しましょう!!

 

※ はじめてお読みいただく方はまず『<プロゴルファー向け> メンタルを養う法話(プロローグ)』の記事からお読みいただくのが効果的です。上の記事名をクリックください。

 

 

🍀 新しい時代の「悪」を「善」に変える法(3)

 

前回、前々回の傾向に沿って今回もお話をご紹介させていただきたいと思います。

 

今回は『わたしは王』(金城光夫著 ヒカルランド P125~131)からそのままご紹介させていただきます

 

 

精神の栄養になる昔話】

 

琉球王朝時代、沖縄の南部(いまの八重瀬町)に八重瀬城という城があって、そこには八重瀬按司(エージアジ)と呼ばれる王がいました。

 

琉球時代は各地に城があって、その城の王を按司(アジ)と呼んでいたのです。

 

あるとき、按司の息子が船で貿易に出かけました。

 

近隣の中国をはじめ、インドネシアやペルー、朝鮮などとの貿易が盛んだった時代です。按司の息子を乗せた船は、ある国へと向かいました。

 

しかし、そこでの貿易交渉がもつれてしまい、相手国から理不尽な取り引きを強要されそうになってしまいました。

 

当時、貿易は命がけでしたので、商人たちは、護身用に短剣や銃を持ち歩くのが通例でしたが、琉球人だけは武器を持たず、丸腰の状態でした。それゆえ相手国は琉球が言いなりになると思い、不利な交渉をふっかけてきたのです。しかし、按司の息子も琉球代表として、引き下がるわけにはいきません。

 

「お前たちにやるくらいなら、貿易の品は捨てた方がましだ」

 

と言って、船に積んでいた品々を、海に放り投げてしまいました。頭にきた相手国の王子は、琉球の王子を殺してしまいます。

 

悲報はやがて琉球にも届き、王は大変悲しみました。そして、息子を貿易に行かせたことを、来る日も来る日も悔やんでいました。

 

それから、数ヶ月後・・・・・・。

 

琉球に、一隻(いっせき)の難破船が上がりました。わずかながら、生存者も乗っていました。そしてなんと、その船こそ、件(くだん)の相手国であり、王子のものだったのです。

 

王子はすぐに捕えられ、役人によって八重瀬城に連れていかれました。うわさはあっという間に広がり、誰もが「打ち首になるだろう」と思いました。相手国の王子を前にした琉球王は、数ヶ月まえの悲惨を思い出し、涙ぐみました。そして、「この者は一国の王子である。無礼の無いよう、おもてなしせよ」と命令したのです。家臣たちはビックリしました。仮にも、自分の息子を殺した張本人なのですから・・・・・・。しかし、王に命令されたら、逆らうわけにはいきません。

 

王子と家来たちは城へと案内され、琉球料理のご馳走や琉舞・演劇など、最高のおもてなしを受けたのでした。

 

そのころ、相手国の王には、自分の息子が「琉球の王に捕らえられたようだ」と、伝えられていました。よりによって、自分たちが殺した王子の親に、捕まったのです。

 

「かわいそうな息子よ。きっと酷(ひど)い拷問をうけて、殺されてしまうことだろう」王は、そう嘆いていました。

 

すると、数日後・・・・・・。

 

なんと、殺されたと思っていた息子が元気な姿で帰ってきたのです。それも、沢山の手土産を抱えて・・・・・・。

 

聞けば、琉球の王は、相手国の船を修理させ、手土産まで持たせて送りだしたというではありませんか。そして、琉球の王から差し出された手紙にはこう書かれていました。

 

「わたしは自分の息子を殺されて、いまでも悲しく、つらい日々を送っております。こんなにつらい気持ちは、あなたにも、そして他の誰にもさせたくありません。亡くなった息子は戻ってきません。争いでは、何も解決しません。わたし個人の感情は捨てました。このような悲劇をくり返さないようにすることが、王の務めだと思っています。これを機に、お互いの国の発展のため、親しく貿易ができれば、幸いにございます」

 

手紙を読んだ相手国の王は、大変に驚きました。そして、それからは琉球を敬(うやま)い、貿易をするようになったのでした。

 

これこそが、琉球の魂(ココロ)。そして「王」としての在り方なのです。

 

「王」とは、独りではありません。民と共に在るのが「王」なのです。

 

そして、それはどこかの国の「王」のことではありません。自分という王国の「王」のことなのです。

 

「王」とは、自分という存在なのです。

 

<以下略>

 

 

Don’t Worry. Be Happy🍀

 

今回もお読みいただきまして有り難うございました🍀

<2019年8月17日法話>

 

 

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