<プロゴルファー向け> メンタルを養う法話(13)

ゴルフに関係なさそうな話で知らないうちにメンタル強くなる新しい時代のメンタル強化法

 

『技』だけを磨いてもあなたの実力はフルに発揮されません。こちらの法話をお読みいただいて『心』もバランス良く磨いて実力をフルに発揮しましょう!!

 

※ はじめてお読みいただく方はまず『<プロゴルファー向け> メンタルを養う法話(プロローグ)』の記事からお読みいただくのが効果的です。上の記事名をクリックください。

 

 

🍀 ゴルフにどうして「法話」が必要なのか?(1)

 

毎度、こちらのコーナーに目を通していただきまして有り難うございます🙇

 

さて、今回は私が「なぜ『ゴルフ』『法話』という一見ミスマッチなものを持ち込んでいるのか?」ということについてお話をさせていただこうと思います。

 

その前にこちらのコーナーの「はじめに」に当たります「プロローグ」をお読みいただいていらっしゃらない方はまずそちらの方から目を通していただきたいと思います。

 

以下をクリックいただきますとそちらのページへ飛びます。

 

『<プロゴルファー向け> メンタルを養う法話(プロローグ)』

 

さて、私たちは例えば『ゴルフ』を上手になろう!」と思いますと、一般的に「ゴルフ」の情報を集め、そして「ゴルフ」の練習を行います。

 

私たちが少しゴルフができるようになってコースに行き、「練習場ではできることがコースだと出来ない! メンタルに問題がある」ということで『メンタル』を強化しよう!」と思いますとゴルフに取り組み始めたのと同じで、一般的に「メンタル」の情報を集め、そして「メンタル」の練習を行います。

 

そのように初期設定(デフォルト)の私たちの「心」「設定されている」のですが、私たちの多くは「そのこと」に気づくことはほとんどなく「そういうものだ」と思い込んでいるのです。

 

ところが「ゴルフを学ぶ」にしても「メンタルを学ぶ」にしても、「ゴルフの世界だけから学ぶ」「メンタルの世界だけから学ぶ」というわけで、だから、その道の専門家のところに行って「その世界の知識を得て実践する」という

 

 

「狭いもの」

 

 

ではないと私は感じています。

 

 

「ゴルフ」というのは

「広大な領域」

とても深く関係したもの

 

 

 

なのではないでしょうか? 「ただ、球を穴に入れる」という超シンプルなゲームの中に「広大な領域」が含まれているのです。

 

次のお話が少しご参考になるかもしれません。

 

片山晋呉プロが行き詰まっていた「ゴルフ」を深く追求していた女子プロゴルファーにそれまでまったく読んだことのない料理本を読ませたそうです。そして、その効果もあってか・・・その女子プロゴルファーは久しぶりに優勝を果たしました。

 

とても漠然とした言い方を致しましたが、言葉で読むと「須崎は何を言いたいんだろう?」とか「それはあなたの考えでしょ?」とお思いになられるかもしれませんが、ご自分がゴルフをされていらっしゃる時を振り返っていただければ、特にあなたのようにプロゴルファーであればあるほど、「肌で」私の申し上げたことを実感されていらっしゃるものと思います。

 

先に進みます前にここで少し立ち止まって時間を取ってそのことについて振り返ってみてください。「ゴルフ」は「ゴルフにとどまらない」ということを実感されたことがおありになるはずです。

 

・・・・・・

 

さて、当然あなたはロングホールでバーディーをお取りになったことやイーグルをお取りになったことがあるかと思います。男子で550ヤード〜600ヤード超、女子で500ヤード前後の距離をバーディーで上がった場合は4打で、イーグルなら3打でカップに入れたということです。

 

このことについてもう少し、ミクロに見て👀みましょう。

 

ボールは直径4cm、クラブヘッドのフェース部分の長さは約5cm、ボールの質量は46g、これを女子プロゴルファーの皆さんは秒速40m/秒(1秒間で50m走の8割まで進む速さですよ!)強でクラブを振りドライバーを打ちます。そしてボールのバックスピンは数千回転、さらにサイドスピンも関わります。

 

ドライバーのそうした数値は一打一打によって毎回変わり、また気象条件の面でもショットする地点の「風向、風速、湿度などなど」と目標地点の「それら」とが異なるだけではなく、「その途中」も「それら」は予想できない変化を見せます。

 

しかもドライバーのみならず、パターに至る数値としては反応が異なるさまざまなクラブを使いますね。

 

そうした「トンデモナイ『スピード』」と「トンデモナイ『変化』」という条件の中で500ヤードやそれ以上という短くはない距離を直径4cmのボールを直径10.8cmのカップに3回とか4回とかで入れる体験をされていらっしゃるわけです。しかも、たびたび😄

 

これはまさに「神秘的なこと」ではないでしょうか? 

 

ご自分のされていらっしゃるプレーについて、そうした観方(みかた)をされたことがおありになりますでしょうか? このようにご覧いただくとご自分がお取り組みになられていらっしゃる「ゴルフ」というものが、ロケットを打ち上げてトテツモナイはるか彼方(かなた)の一地点へと着陸させるものに匹敵するような感覚が芽生えるのではないでしょうか?

 

宇宙ロケットに関して「プロ」であるNASAの職員が「この宇宙のいろいろな物事の仕組み」、つまり「道理」「法則」を学んでロケットを目的地に到着させるように、ゴルフの「プロ」であるあなたが「この世の仕組み」、つまり「道理」「法則」を学ぶことは必要なことだとおわかりになられると思います。

 

たとえば日常生活で使用する「自転車に乗ること」、「歯磨き」等であれば「技術の繰り返しの練習」で目的を達成することは出来ますので「法」について学ばないと「自転車に乗れない」ということは起きません😅が、条件がいろいろと変幻自在に変わる中で「直径4cmのボールを直径10.8cmのカップにいかに少ない打数で入れるか?」ということに「プロ」としてお取り組みになられていらっしゃるあなたには「広大な領域」を扱う「法」の学びも「技術」の習得と同じように必要ではないかと私は思うのです。

 

次回は「スウィング」「法」についてお話をしたいと思います。

 

 

Don’t Worry. Be Happy🍀

 

今回もお読みいただきまして有り難うございました🍀

<2019年8月19日法話>

 

 

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