ゴルフに関係なさそうな話で知らないうちにメンタル強くなる新しい時代のメンタル強化法

 

『技』だけを磨いてもあなたの実力はフルに発揮されません。こちらの法話をお読みいただいて『心』もバランス良く磨いて実力をフルに発揮しましょう!!

 

※ はじめてお読みいただく方はまず『<プロゴルファー向け> メンタルを養う法話(プロローグ)』の記事からお読みいただくのが効果的です。上の記事名をクリックください。

 

 

🍀 一人前の極意

 

教えで「人のために奉仕しましょう」というのがありますね。このこと自体はもちろん大変良いことです。ですが、中にはこの素晴らしい教えを実践される前に前もってお話ししておいた方がいいんだろうなぁ~と思うことがあるので今回はそのお話をさせていただきたいと思います。

 

プロゴルファーの皆さんであれば今回のお話が一番関わってくるのが、

 

 

 

「ギャラリー」との接し方

 

 

 

ということになりますでしょうか。

 

 

 

他人のために奉仕」をさせていただく

 

には

 

まず「私たち自身が」充実していること

 

が大切

 

 

と私は思います。

 

「『人の役に立つこと』が道ですよ」ということを知りますと、「では早速」とばかりに自分の外に手を貸そうとして前のめりになる方がいらっしゃいますが、自分の足元がしっかりしていなければ「お役」をする「タイミング」「ところ」などを間違えたりして、かえって人様や社会の迷惑になったりします。

 

自分が充実したら、その内の1割とか2割を自分以外の必要なところへ分けて差し上げればよいのです。ほんのちょっとのことからでいいのです。

 

私たちが充実して余裕のある時には人にして差し上げてもお返しを期待することがありません。「自分がしたいからさせていただいている」というでそのことをしますから喜ばれても喜ばれなくても関係ありません。

 

充実していない状態で奉仕をしますとある特定の反応を期待することになり、期待通りの反応を得られないと「して上げたのに」といった気持ちが出たりして私たち自身もエネルギーを奪われますし、相手に対しても「心」が届かない状況を生みます。その結果、そのせっかくの奉仕は双方にとって「悪」になります。

 

「自分を充実させる」ということが大切だということをお話ししてまいりましたが、この「自分を充実させる」ということはやることは「一人前」(いちにんまえ)で十分ですよということです。自分の領域のことを十分にやらないうちに他の領域に出かけて行ってやり出さないようにということです。どっちつかずになってしまって結局自分の領域も他の領域も最初からやり直しになりますから。

 

人には一般的に「煩悩」(ぼんのう)がありますから、「どうせなら、たくさんやりたい!」「どうせなら大きな奉仕をして人から喜ばれたい」といった欲が隠れています。「一人前」と聞きますと煩悩は「ええ? たった一人前?? 見劣りするな。そんなんじゃ何にもならないじゃないか」というように反応しがちです。でも、次のお話を知っておくと「一人前」のパワーを知ることが出来ますよ😃 

※ 煩悩:私たちの平和や自由を壊す欲望や考えなどのこと。

 

 

 

 

精神の栄養になる昔話

 

  

昔、満州での戦争にお坊さんが駆り出されてある部隊の隊長さんに任命されました。満州の冬は厳しく、その厳冬を乗り越えるために部の隊員は秋になると暖を取るための薪(まき)用の木を集めるよう命令を受けたそうです。

 

一般的な隊長は

 

「オイ、他の隊よりも多く集めろよ!! いいか、さぼっているのを見つけたらただじゃおかないからな!!!」

 

と喝を入れて隊員に集めさせます。

 

ここで、そうした隊長の元で薪(まき)を集める隊員たちにインタビューして声を聞いてみましょう。

 

隊員

 

「ああ、もうやってられないよな。いつもいつも、『隣の隊に負けるな』、サボってると負けるぞ・・・だもんな。ここなら目が届かないから一休みしちゃえ。まあ、探したんですけど、なかなかありませんでね~とでも言い逃れをして一発ポカッと殴られればそれで済むわけだから」

 

・・・とこういう感じだったそうです。

 

ところが、和尚は修行をした身ですからこの世のカラクリ、真理を知っているのでやり方が違いました。隊員を送る際の和尚隊長の訓示を一緒に聞いてみましょう。

 

和尚隊長:

 

「オイ、君たちなあ~、あまり無理せんようにな。体を大事にしろよ。体を壊しては意味がないからな。薪は一人一人前で十分だぞ。それよりも無理して頑張って多く取る必要はないぞ!」

 

・・・と何とも拍子抜けした欲のない命令です。

 

それで薪取り合戦の結果はどのようになったかと言いますと常に

 

 

和尚率いる隊の圧勝!!

 

 

だったそうです。なぜか? その理由を知るために和尚隊長の隊員の声に耳を傾けて👂みましょう。

 

和尚隊の隊員:

 

「ウチの隊以外の隊長は厳しいらしいぜ。『隣の隊に負けるな! サボってたら承知しないぞ!! 枝一本でも多く拾って来い!!! 自分が取ったものに満足するな!!!!』という具合らしいぞ。それに引き換え、ウチの隊長(=和尚)はウチらの体に気を遣ってくれて『無理するなよ。一人前で十分だからな』と言ってくれる。こんな隊長他にはいないぜ、ウチの隊長さんに嫌われて他の隊へ移されたらかなわんかなわん。隊長さんを男にしてやろうぜ」

 

そういうことで隊員たちは「隊長はここでゆっくり酒と肴(さかな)でも召し上がっておってください。私らが薪をたくさん取ってまいりますので」と和尚隊長をもてなして薪取りに出かけて行ったそうです。

 

一方の隊長はもてなしも受けず嫌われて自分も疲れて結果も芳しくないのに和尚はもてなしを受けて楽をし隊員からは好かれて芳しい結果まで転がり込んで来たということになりますね。

 

これで

 

 

✨ 一人前のパワー ✨

 

 

について多少なりともご理解いただけたのではないでしょうか?

 

この一人前ということのすごさは「奉仕」の面のみならず、もちろんプロゴルファーである皆さんをはじめとして、会社に勤める社員や管理職をはじめ、様々な人の様々な場面で有効です。

 

私自身も「銀行員時代に知っておけばな~」と思いますもの💦

 

ただし、「一人前」を用いて「人に働いてもらおう」とノウハウ的にこのを使いますと一般的隊長のようなノウハウに戻ってしまってワークしません・・・もうおわかりですね。この「愛」に基(もとづ)いているので・・・。

 

 

Don’t Worry. Be Happy🍀

 

今回もお読みいただきまして有り難うございました🍀

<2019年8月23日法話>

 

 

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